お供物飾り

 お盆やお彼岸、故人の命日などにはお仏壇のお供物をいつもより多く飾ります。

 お盆は盂蘭盆会(うらぼんえ)と言って7月13日から16日、または8月13日から16日までの期間をいい、
この期間に生前過ごした家に帰ってくるとされる祖霊(先祖の霊)や亡き近親者の霊を迎える行事となります。
お盆飾りで有名なキュウリとナスですが、ご先祖様が帰ってくるのに何か乗り物が必要だというところ
からきています。昔は自動車も新幹線もありませんでした。馬や牛が乗り物だったのです。
そこで折った割箸などで足を付け、キュウリを馬に、ナスを牛に見立てました。

 お彼岸とは、その年によって違いますが春彼岸は3月21日頃、秋彼岸は9月23日頃がお彼岸の中日となります。
中日の前後3日間を含めた1週間がお彼岸となります。仏様のあちら側(彼岸)と、生きている人のこちら側(此岸)が最も
通じやすくなる時期だということで先祖供養をするようになったのです。
このお彼岸の時期の供物といえば、おはぎです。おはぎもボタ餅も同じ食べ物を指しますが、
春に咲くボタンの花の時期にはボタ餅、萩が咲く時期には御萩と呼んでいます。

 現在では食べ物を粗末にせずに毎年繰り返しお飾りができるように、模造品も多品種販売されています。